そもそも「探偵」ってなんだ?

六本木には「探偵に会えるバー」があります。「ANSWER」というそのバーは、スタッフ全員が探偵という、探偵事務所を兼ねたお店です。1,2人とごく少人数で運営していることが多い探偵事務所の中で、「ANSWER」は20名ほどと、大手の部類に属しています。
ところで、「探偵」と聞いて、皆さんはどんなお仕事を思い浮かべるでしょうか。凶悪な殺人事件を警察と協力しながら(あるいは対立しながら)捜査し、警察も解けない謎を解いて華麗に事件を解決する。ミステリーによく書かれる「探偵」の姿です。でも実際、そんな凶悪事件に探偵が介入することってあるのでしょうか?答えは、ノー。探偵は警察と違ってあくまで民間業者のひとつのため、殺人事件などの刑事事件に直接関わることはできません。探偵が刑事事件に関わるのは、受けた依頼を遂行している間に、例えば違法薬物の取引現場を目撃した場合。その場面を撮影し、証拠として警察に渡すところまでが探偵の仕事です。つまり、探偵と警察取り扱う事件の範囲が全く異なるため、普段は業務内容が被ることはないということです。依頼を受けて、刑事事件として立証するための証拠集めをすることはあります。
では、探偵は具体的にどんな依頼を受けているのでしょうか。警察と探偵にはどのような違いがあるのでしょう。
「探偵について知りたい!」という方や「困りごとがあるけど探偵に依頼できるかな?」という方、「この案件は警察?探偵?」と疑問を持っている方も。探偵のお仕事についての皆さんの疑問をこのサイトで解決します。